軽量&ハイレゾ対応スマホ、 LG「V30+」(H930DS)購入&レビュー

#2018/03/08 ハイレゾ対応イヤホンの購入検討を追記
#2018/03/08 NeutronでのMQA音楽再生が上手く設定出来ていなかったので修正

LG V30+をeBayで購入した。香港版のH930DS。
今までメインで使ってきたHonor Note 8がとあるゲームで性能不足だったのと、さすがに6.6インチは大きすぎ&重すぎだなと思うようになったので。

New LG V30+ H930DS Dual Sim 128GB SIM FREE/ UNLOCKED - Lavender Violet | eBay
https://www.ebay.com/itm/273047209105


3/2に注文し3/5に到着。早い。
クレカ決済額を見ると約75000円。
eBayのページだと72000円くらいなのだが、輸入消費税等込み?(DHL受け取り時には請求はなかった)

スペック詳細は以下公式ページ参照。

LG V30 Plus | H930DS Lavender Violet 128GB | Mobile Phone | LG HK
http://www.lg.com/hk_en/mobile-phone/lg-H930DS-Lavender-Violet-128GB

スペックを簡単に記載すると、以下。
・6インチ有機EL、解像度2880x1440、アスペクト比18:9(2:1)
・重さ158g
・CPU:Snapdragon 835、RAM:4GB、ストレージ:128GB
・MicroSD対応
・ハイレゾ&MQA対応
・Android 7.1.2
・防水防塵IP68、MIL規格準拠

なぜこの端末を選んだかというと、こんな理由。
・アスペクト比2:1以上の端末としては見た目のバランスが良い
・軽い
・ハイレゾ&MQA対応で音質にこだわっている
・Qi充電対応

Galaxy S8+やGalaxy S9+も検討対象ではあったが、どうしてもアスペクト比2:1を超える縦長が受け入れられなかった。
6インチ18:9は、16:9の端末だと5.5インチと同等の横幅。
上下ベゼルが狭いのでコンパクト。



色はラベンダーバイオレット。現時点では国内未発売の色。
写真に撮るとあまり薄紫に見えないので、これは自分の見た目に合わせてガンマ値等を修正したもの。
裏面はガラスなので指紋で汚れやすい……。

側面に電源ボタンはなく、背面のボタンが指紋認証と電源ボタンを兼用。
これは結構不便なので、ホームボタンのダブルタップで画面オフ出来る「doubleHome」というアプリを利用。
画面オンは画面ダブルタップで出来るので問題ない。


Always On Display。通知LEDがない代わりに画面オフ時に常時表示。
メール等の通知が届くとアイコンで分かるが、やはり通知LEDも欲しかった。


側面のラベンダーバイオレット色は手に持っていると良い感じに光って見え、満足感がある。


画面の四隅は丸くなっている。スクリーンショットは丸くはならない。
有機ELの色だが、他でも言われているように正面以外だと若干青みがかって見える。
基本的に正面からしか見ないので問題なし。


国内版とは異なりAndroid 7.1.2。
アップデートはあったがまだAndroid 8.0は降ってこなかった。


ナビゲーションバーのボタン配列は変更可能。

データ通信面。
例によってIIJmioのSIMを入れたわけだが、ドコモのLTE周波数としてはBand1、Band3、Band28に対応している。
Band19には対応していないため、建物内に弱い……のだが、今まで使ってきたBand19非対応端末よりも電波感度が悪い。
具体的には職場ビル内のロッカー前でほぼ通信出来なくなる。これは結構痛い。
ドコモ版L-01Kの白ロムでも買えば良かったのだろうが、値段が2万円は高い。そしてラベンダーバイオレットの色がない。
ひとまず我慢(社内で開放しているWiFiがあるのでそちらに繋いでいる)。

さて、次にアスペクト比18:9への対応や性能について。


スマホゲー、崩壊3rd。この長いアスペクト比には既に対応していて、表示領域が16:9の場合よりも広がる。


ミドルスペック端末では動きがガクガクになる崩壊3rdの学寮。
LG V30+では快適にヌルヌル動いた。満足。


Antutuベンチマーク v7.0.4。178600と高い値。
Snapdragon 845搭載端末が出てきているとはいえ、835でも十分に高性能。

次にアスペクト比18:9ととアプリの互換性について。
崩壊3rdのように既に対応済みのアプリなら良いが、最近増えてきたアスペクト比18:9は当然のように未対応アプリもある。


COCORO BOOKS(旧GALAPAGOSアプリ)では初期状態だとシリーズ物の電子書籍を表示すると表紙が切れてしまう状態だった。


これについてはちゃんと設定に調整機能がある。
全画面(18:9)、標準(16.7:9)、互換性(16:9)の3種類がアプリ毎に設定可能。
基本的には勝手に設定されるが、問題があるようなら手動で変更することになる。


COCORO BOOKSの場合は「標準」から「互換性」設定に変更することで解決する。



この場合、表示の下部に黒い部分が出来る。
電子書籍アプリのため縦長めいっぱいに使うことはないので十分許容出来る。

他、Next Lock Screenでは「全画面」に設定することで表示問題を解決出来た。

さて次に音楽再生面。
B&O製イヤホンが付属しているが、聴いてみると定価5000円前後のイヤホンの音という感じ(自分の感覚では)だったので、いつも自分が使っているDENON製イヤホンの方を使った。


メインに使っているNeutronアプリでイヤホン再生してみた。
ハイレゾに近い音質でファイルサイズが小さいというMQAファイルに対応しているそうなので、試しに購入。
リサンプリング設定で「オーディオファン」(最高音質)を指定、オーディオハードウェア設定で「ソースの周波数に準拠」をオン指定。これでソース音源と同じ96kHz再生になる……はず。

端末設定からQuad DACをオンにすればノイズが半減するということだが、正直あまり違いが分からなかった。そしてQuad DACをオンにする(HiFiアイコンが表示される)と、音量キーで曲送り/曲戻しするアプリが使えなくなる問題があり、結局使わないことにした。

実際Quad DACオフでも十分過ぎるほどに綺麗な音で聴ける。MQAもそれ以外も。
使用したイコライザ設定はEargasm Explosion。ノイズ対策のためプリアンプ設定は少し下げる。

ただまぁハイレゾ対応と冠されたイヤホンも欲しいなぁという印象はある。2009年製イヤホンをずっと使い続けるのもなぁ、と。
なのでDENON AH-C710の後継でハイレゾ対応のAH-C720を購入しようか検討中。
(単に気に入っているイヤホンの後継が欲しいだけな気はする)

DENON カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 ブラック AH-C720-BK
http://www.amazon.co.jp/dp/B01LBZAIFE/



Onkyo HF Playerでも再生。こちらは歌詞をネットから検索して表示出来る(ファイル埋め込みも?)。
MQAのファイル拡張子はmqa.flacなせいか、こちらではFLACファイルと認識される。

さて、ここまで音楽再生を試して「あれ、前回買ったAXON 7 Miniいらないんじゃね?」と思ってしまったわけで。
スピーカーはAXON 7 Miniの方が遥かに良いが、スマホではイヤホンで音楽を聴く機会の方が圧倒的に多い。
そのイヤホンを通した音質は、自分の当てにならない耳で聴き比べた限り、大差なし。
AXON 7 Mini早くも用なし?

カメラについては未評価のため省略。
広角カメラと望遠カメラの両方が使え、非常に明るいとのことだがまだ全然撮ってない。


総括。概ね満足。
・6インチ18:9でもコンパクト且つ軽量
・ラベンダーバイオレットの色が綺麗
・電源ボタンが背面で不便なのはアプリで対処
・高解像度有機EL、高性能
・ハイレゾ対応で音質が良い
・背面ガラスがすぐ汚れる ← スキンシールで解決

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